COMPANY

事業概要

建築設計から生産設計(施工図)、施工管理に至るまで、建設プロジェクトのあらゆるニーズにお応えする、それが池下設計の使命です。
池下設計は、建築設計・生産設計(施工図)・施工管理のいずれの工程において、断片的に業務に関わることはありせん。課題を総合的に捉え、最も効果的な技術を提供することでプロジェクトの達成に貢献します。
池下設計は、建築のスペシャリスト集団として、数多くの先端的なプロジェクトに参画、技術力やノウハウを活かし、設計・監理はもとより、次代を切り開くさまざまな仕事に挑戦していきます。

建築設計

■建物の「美」「安全性・機能性」「快適さ」を創造します
建築設計
生産設計の前段階にあたる建築設計は、意匠設計、構造設計、設備設計に分類できます。意匠設計は建造物の外観や内部空間のデザインなど、建造物の形態や機能を司るものです。構造設計は柱や梁、鉄筋など建物の強度を決めるもので、建造物の「安全性」を支えます。そして、設備設計は水、空気、電気をコントロールするための設計で、建造物の「快適さ」を整備するものです。
最新のCAD技術を駆使する建築のスペシャリストを数多く擁する池下設計では、意匠・構造・設備を網羅した建築設計・監理業務の実績も豊富にあり。また、耐震診断・設計も自信を持ってご提供します。

生産設計(施工図)

■池下設計の代名詞 ”匠の技”を100%引き出す施工図
生産設計(施工図)
“匠の技”を極めた職人さんがいても、その技能を余すことなく100%発揮できるか否かは、生産設計(施工図)のクオリティーにかかっています。施工図とは、設計者が作成した設計図書をもとに、専門工事業者が理解しやすいかたちに描き直した図面です。簡単に言えば、施工に携わるすべての方への”指示書”です。施工図の精度が悪ければ、腕利きの職人さんがどれだけ多く集まっても、素晴らしい建物は生まれません。
池下設計は1973年の創業以来、施工図に特化した高い生産設計技術・ノウハウを蓄積し、業界のリーディングカンパニーとして多くの建造物の建築に貢献してきました。さらに、最新の3DCADやBIMによる3Dモデリングを積極活用し、絶えず進化を繰り返しています。建築施工図、仮設計画図、総合図――。生産設計の根幹となるそれらの図面に、池下設計の歴史と思いを詰め込み、お客様にご提供しています。
※施工図の詳しい説明はこちら

施工管理

■適切な工程、原価、品質管理でQCDを実現
施工管理
現場監督として、計画通りに施工が進むように工事全体を管理するのが施工管理です。その業務は、施工計画策定、工程管理、原価管理、品質管理、安全管理、職人さんの手配など多岐に渡ります。施工がスムーズに進み、工期どおりに竣工を迎えられるかどうかは施工管理の実力次第と言えるでしょう。
池下設計には、建築工事および設備工事の施工管理実績・ノウハウが豊富にあり、施工管理業務に長けた人材も多数在籍。計画通りのQCD(Quality:品質, Cost:費用, Delivery:納期)を実現いたします。
建築設計から生産設計、そして施工管理という建築の重要工程において、あらゆるニーズにお応えできる体制を整え、付加価値の高いサービスをお客様にご提供いたします。

Construction Drawing

施工図とは

「施工図」とは簡単に言うと「現場の施工をする為に必要な図面」を指します。
施工を行なう施工者(ゼネコン)は設計図書をベースに施工しますが、生産設計(施工図)は以下の為に必要です。
1. 施工者が実際の施工にあたり、品質・コスト・環境・安全・工程等の検討を行なう。
2. 専門工事業者や職人への指示や情報共有を行なう。
プロジェクトを着工から竣工に至るまでの生産活動を円滑に進めていくために各種施工図が必要となってきます。
施工図とは、設計情報を読み取り、各工種・職種に対し必要情報をわかりやすく伝えるための翻訳書という位置付けで、設計図を基準に作成することが基本となっています。

説明動画


図面の流れ


施工図がどのように作成されるかを説明します。
まず基本設計図を元に作られた設計図書には以下の様なものが含まれます。
• 実施設計図
意匠(デザイン)に関する情報が記載されています。

• 構造図
構造計算の情報が記載されています。

• 設備図
設備の情報が記載されています。

次に施工図を作成します。施工図には以下の様なものが含まれます。

• 平面詳細図
実施設計図と専門工事業者の製作図から、情報を抽出し作成した仕上げ部分を作業する為の図面

• 躯体図
構造図と平面詳細図から情報を抽出した、鉄筋コンクリートなどの骨組みの構築作業をする為の図面

• 総合図
設備図と平面詳細図から情報を抽出した、専門工事業者が各設備器機の配備作業をする為の図面
簡単に例えるなら、
• プラモデルを作るとして、プラモデルの箱の完成図が設計図書であり、説明書が施工図であり、実際に作る作業が施工です。
• 料理を作るとして、完成写真が設計図書であり、レシピが施工図であり、料理をするのが施工です。